あままこのブログ

役に立たないことだけを書く。

ボーカロイドが嫌い

好きなものについて書くならまだしも、嫌いなものについて書く、なんていうのは行儀が悪いことだなぁって、自分でも思うんだけどねぇ。
でも何か嫌なんだよ。こう、自分が嫌いなものがあって。でもそれは世間で人気だっていうとき、それを放っておくのが。
普段ならそういうのはtwitterに書き込んで抑えておくのだけれど、なんかtwitterにためこんでおくのもそろそろ限界に来たんで、こっちに書いておく。

ボーカロイドが嫌い

で、何が嫌いなのかというと、僕は、初音ミクとか鏡音リンとかいう、いわゆるボーカロイドの曲が嫌いなのである。
1.『メルト』

なんて、もう聞いただけで背中に悪寒が走ってくる。お前ら(=俺ら)なんて一生こんな経験ないだろうが。何だ「死んでしまうわ」って。勝手に死ねや。
2.『恋は戦争』

お前ら戦争なめるんじゃねぇ。一度ソマリアパレスチナでも行ってモノホンの戦争でも経験してこい。それでマシンガンをぶっ放して非戦闘員を虐殺でもしながら「この胸の高鳴りってやっぱり恋に似てるね♪てへっ」とか笑顔で呟いたら初めて認めてやるよ。何が「スカートひらり見せつける」だこのピッチが。てめぇの(ピー)なんて興味ねぇんだよ。視界に入れるな目の毒だ。
3.『炉心融解』

お前らメルトダウンなめるん(ry。ていうか何が言いたいか全然分かんね。つかあれだろ?そもそも理解されたいと思ってないでしょ。要するに適当に中二病的なフレーズをばらまいて、それのどこかに引っかかった人に「あー私この歌詞に共感できるー」とか思わせたいんだろ。言葉できちんと意味性を持ったメッセージを伝えることが出来ないから類似性に頼る。本当に安易。だったらいっそ独りで閉じこもって死ねよ。核融合炉で被爆して死にたいんでしょ?でも結局そこで核融合炉とか絶対無理なことを言って逃げる。あー、ほんとウザイ。しーね、しーね、さっさとしーね。
4.『サイハテ』

いやーやっぱ恋愛と家族と死はお涙ちょうだいの三大テーマやねぇ。こんなメッセージ描けば、中身なんて皆無でも、誰だって簡単に涙流して「分かる〜」とか言ってくれるんだからさぁ。それを「馬鹿じゃねーの。誰もが共感するようなこと言ってて何が楽しいのか、あままこ全然わかんなーい」とか言う僕は人非人扱いなんでしょう。でもこんな曲に感動するような(ピー)に人間扱いされるならいっそ死んだ方がましかもなぁ。あ、でも葬式でこれとか流したら化けて出るからねw
5.『ハジメテノオト』

こんな歌詞をむさくるしい男がパソコンにニヒヒと笑いながら「僕の初音ミクちゃんが僕にメッセージを届けてくれるんだぁ。ふふふ、うれしいなぁ。」とか独り言を言っていると思うと気持ち悪すぎて泣けてくるよね。初音ミクは単なるプログラムなんだから意志なんかねぇよ。全ててめぇが言わせてることだ。自分で自分に対するメッセージなんか歌わせて、恥ずかしくないの?それ単なる独り言だよ。要するにオ(ピー)なんだから。
6.『初音ミクの消失

これもまぁ同じだよね。勝手に自分の中でキャラクターを妄想して、その妄想したキャラクターを実在するかのように扱って、それとの別れをお涙ちょうだい的に描く。それなんてジョーク?あ、もしかしてマジだった。ごめんごめん。マジなんなら良いこと教えてあげるよ。あんたが見てる初音ミクはあんたの心の中にいるんだから、あんたが「その女の子と一緒にいたい」って思えばずっと一緒に居れるし、付き合いたいと思えば付き合えるし、セックスしたいと思えばセックスさえ出来るんだよ。うわー便利な娘ー。普通、そんな「望めばすぐ股を開く」なんて娘は、ピッチって呼ばれるんだけどね−。いやーオタクの世界ってやさしいなぁ。
7.『みくみくにしてあげる』

だから初音ミクは妄想(ry。ていうかそもそも頑張るってなんだ。「俺のために頑張ってくれるミクちゃん萌え〜」ってか。あー、こんなこと妄想してる奴がどの面下げて「初音ミクはピアノとかの楽器と同じなんです(キリッ」とか言うんだろうなぁw。「キミ」って言葉もほんと便利。動画見てるオタクたちは「キミって俺のことだよな〜ミクちゃんに頼まれちゃったよ〜グヘヘwww」とか気持ち悪く喜んでくれるんだから。普通の人は「きもっ。つーかロボット如きに話しかけられたくないし。ちゃんと話しかけたいなら自分の言葉で話しかけろや。」とか思うもんなんだけどねぇ。
8.『桜ノ雨』

こんな歌詞に共感できるような人生送った奴らはむしろ敵だろーが。ていうか今どき学生生活送ってきたなら、それは即ちだれかをいじめたりして、そしてそいつを不登校にしたりしてきたっていうことと同義だろうが。そういう汚らしい思い出を全て無しにして、「いやー学生生活って本当に良かったねー」って、ほんとお前らどんだけ鬼畜なんだ。そりゃ戦争を肯定するような人間も増えるわけだよ。他人をふみつけて何とも思わない様な連中を生産するシステムに、見事に共鳴してるんだからなお前らは。

一通り誹謗中傷してすっとしたので本題

に入る。いや、もっと中傷したい曲もあるんだけどね*1。でも別にそれをいちいち全部中傷することに意味があるとも思えないし。
しかし何でここまで僕はアンチボカロなんだろうか。「人気があるものを自動的に嫌いになっているだけ?」それはあるかもしれない。でも、他のやつではこういうことはあんまり無い。東方もニコマスも大体好きだ。いや、一部に嫌いなのはあるんだけどね。例えば「へんたい東方」のシリアスパートなんか見ていて吐き気がするし。ニコマスもなんのオチもなくただプロデューサーへの愛とかそういうことが語られるととにかくシラケる。
つまり「真面目」なものが僕は大嫌いなのだ。特に、真面目なことをニコニコ動画でわざわざやっちゃうっていうのが、もうなんか僕の美意識に抵触しちゃって許せないのだ。
あるいは、その「真面目さ」の認められ方があまりに安易すぎるのが気に入らないのかも。例えばはてなならばさ、「家族は大事にすべきだ」とかいう、絶対に真面目で大切なことだと世間的に思われていることでも、批判が殺到したりする訳じゃん。そしてその議論の中で、本当に「真面目」=「誠実」であるとはどういうことなのかが問い直される。僕はそういう過程はむしろ好きなわけ。
でもニコニコでは、「真面目」かどうかは、ある程度の共感を得てしまえれば、それだけで何も議論とかされずに実証されてしまうわけよ。逆に、コメントとかで共感されなければ、それはどんなに真剣に考えられたものでも「ネタ」とされてしまうわけで、それは、はっきり言って僕にとっては気持ち悪いものなんだろう。
結論:僕はひねくれすぎ。そんな奴ははてなから出てくんな

*1:例えば牢獄Pとかいうこれまた最低な曲ばっかり出している奴とか