齢26にして初めてライブハウスでのライブというものに行ってきましたのです。
初めてのライブハウスだー
今日行くのはこれ
で、せっかくなので、26のおっさんが初めて、ライブハウスでのライブを体験すると一体どんな感想を抱くのかなど、つらつらと書いていこうかと思うのです。
入ってみて思った、会場全体の感想
まぁ、ライブハウスっつっても、今回行ったところはSHIBUYA O-EASTという、結構大きめのハコ(ハコって書くとなんか通っぽくていいよね)で、2階建てで、一階のステージ前で立ち上がって盛り上がれたりもすれば、横のバーや二階席からゆったり音楽を聞くことも出来るという、割りと快適な空間でした。
ただ、やっぱり初めてのライブ体験なんだから、2階席で斜に構えて音楽を聞くなんてつまんない!ということで、最初からステージ前に陣取りました!
ただ最前列はやっぱりちょっと怖そうだったんで、後ろ側だけどね。
どんなライブに行ってきたの?
さて、今回僕が行ってきたライブなのですが、内容が結構特殊で、こういうものでした。
人生初のライブが、いきなりこういうド変化球というのは、自分でもどうかと思ったりするんですけど、まぁ、こんなライブじゃなきゃ、このあままこがライブになんて参加できるわけないじゃん!というわけで。
アーバンギャルドや上坂すみれ、それに筋肉少女帯といった、僕の大好きな人たちがこれだけ集まるイベントなんだから、もうこれに参加しなきゃ、この先ライブに行こうと思うことなんてないだろうと思い、チケットを購入したわけです。
で、どうだったの?
いやー……
楽しかったねぇ!
まず最初にアーバンギャルドのお二人が前説をして、その時点で僕は「おおお、生だ生だ、しかもこんな近くで見れるー」と喜んでいたわけですが、その後ザ・キャプテンズを筆頭に登場するアーティストの、ライブパフォーマンスの面白いこと面白いこと。
なんというかね、それぞれのアーティストのライブパフォーマンスごとに、心身ともにそのアーティストの世界に引き釣りこまれていき、そしてそのアーティストの作り出す世界の一員となる、そんな感覚があったわけです。
これは、ライブというもの全体の特徴であり、かつ、アーティストそれぞれのキャラがものすごく濃い、鬱フェスという特異な企画による性質だと思うのですが、それぞれの時間帯ごとに、自分がいる場所が、現実世界とは切り離され、そしてそこには、壇上のアーティストを中心に形成されるパラレルワールドが、現れるんですよ。
特に印象に残ったアーティストを挙げていけば、ザ・キャプテンズは観客を共犯者に引きずり込みながら、60年代グループサウンズ風の光景を、パロディチックに再現し、チャラン・ポ・ランタンは、まさにサーカスやら見世物小屋やらみたいな世界を、そのままステージに出現させてくるわけです。
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大トリにふさわしく、もうエネルギーを放出し尽くして、ステージ上で現代社会をコケにしながら叫び暴れるアーバンギャルド、、このライブの瞬間だけは、ステージ上こそが、預言者が降臨する場となるのだなと、そんな感覚すら覚えるわけです。
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ライブが楽しくてよかったね
いやほんと良かったです!これからもライブどんどん参加していきたいね!
ただおしむべくは……26の半ヒッキーの体に、あの数時間のライブは、肉体的にキツイものがあるわけです……現にこれを書いている自分も、もうほぼ筋肉痛で一歩も動けません……
そしておそらく、この肉体の老化は加速度的に進んでいくわけで、今頃ライブの楽しさに気づいても、それを全力で味わえるのは、ホント限られた時間しかないんだよなぁ……
というわけで、もしこれを読んでいる、僕より若い人がいたら、ライブにはできるだけ早いうちから参加することを、是非お勧めします!若人よ、限られた時間を無駄にするな!精神はともかく、肉体はあっという間に老いるぞ!
ただまぁ、若いころはお金がないしなぁ。肉体が万全の時はカネがないのでライブに行けず、お金が自由に使える年齢になってきたら今度は肉体が使い物にならなくなり……世の中、うまくいかないものだ。