それぞれ、後でブログに感想記事を載せるつもりがあったりなかったり。
- これは、↓を確かめるため。
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↓みたいなツイートをする人もいる通り町山智浩氏(.@TomoMachi )がかつての自分が宝島30とかでやってた主張を取り下げて三浦氏を批判するなら理解できるけど、町山氏はいまだあの頃の朝鮮総連批判は間違ってなかったと言うんだよなー(https://t.co/YSEbPZuZrV)。でもあの頃の朝鮮総連批判と三浦氏のスリーパーセル説に違いってある?
— あままこ (@amamako) 2018年2月11日
三浦瑠麗発言というのは別になにもないところからいきなり出てきたわけではない。その背景には、90年代からずっと準備されてきた「タブーを恐れずはっきり言っちゃう俺ら」みたいなものをありがたがる潮流というのがあり、そしてその潮流の源泉には宝島30のようなサブカル保守があった。「三浦瑠麗ってどういう人?」
— 滝季山影一@コミティア123C08b (@ETakiyam) 2018年2月12日
「よしのりがついて嫌韓流がこねた餅を街頭で大勢の人にふるまって、そのあと『どんな餅かは知らなかった』と言った人だよ」
タブーとは、別に何の意味もなく存在しているわけではなく、そのタブーを犯すことによって誰かが傷ついたり、差別が助長させられるから、それを防ぐためにタブーというものが存在している。このような感覚は保革問わず旧来の日本の論壇にはあった。しかし90年代、それを崩してしまったのが、「サブカル保守」と呼ばれた人たちだったのではないか。だとしたら、例え彼らがどんなに否定しようが、現在のネット右翼というものは、彼らの子供なのではないか。 - 読んでいたら、関東大震災のときに起きた、社会主義者・朝鮮人がテロを企てているというデマについて、当時の警察が「あのデマは社会主義者が流したものだ」と言っていたという記述を見つける。
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そういや山本弘氏が、三浦瑠麗氏の発言に関連して、「もし自分が北朝鮮政府だったら、『朝鮮人がテロを起こす』というデマを流して朝鮮人虐殺を引き起こさせる」みたいなことを言って、批判を受けていましたね。
山本弘氏の発言が、期せずしてなのか意図してなのか知らないけど、当時の日本の警察の言ってたことと酷似するというのは、山本弘氏がこの本で論じられている「歴彦型メディアミックス」の尖兵であったことともリンクして、興味深い。これは僕の個人的考えだが、もし北朝鮮が日本に対して大規模なテロを仕掛けるなら、最もありそうなのは、「天災を利用し、関東大震災の際の朝鮮人虐殺を再現する」ことだと思う。
— 山本弘 『BIS ビブリオバトル部』 (@hirorin0015) 2018年2月12日 熊代亨『「若者」をやめて、「大人」を始める 「成熟困難時代」をどう生きるか?』
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「『オトナになれ』という思想はどう生まれ、どう変貌を遂げたのか。そしてそこのオタク/サブカルはどう関わってくるのか」
ということ。