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あままこのブログ

役に立たないことだけを書く。

僕が「社民党」に投票する理由

選挙前日です。期日前投票をしている方はもう投票されているのでしょうが、まだ投票されていない方もおられるかもしれません。
僕自身は、東京在住なのですが、比例区社民党に入れる予定です。今回比例区で東京都から立候補されているのは石川大我氏一人なので、実質石川大我氏への投票となります。
なぜこのような投票をするか、まず、彼の示す政策が自分の政策と合致しているというのが、理由の一つとしてあります。彼がどんな政策を掲げていいるかは、下記のリンクなどを参照してみてください。

ただ、それ以上に、僕が石川大我氏を支持するのには、根本的な理由があります。それは、僕が理想とする政治が、「人権を大事にするという普遍的な考えの元に、多種多様な存在が認められる社会」をつくることだからです。

経済も重要だけれども

自民党は今回の選挙を「アベノミクス解散」と名づけ、アベノミクスを続けるなら自民党、という構図で選挙の争点を設定しようとしています。
僕は、経済にはそれほど詳しくはないので、アベノミクスへの賛否を問われても、正直わかりかねます。*1
ただ、僕はこう思うのです。「経済成長、この道しかない」が今回の自民党のキャッチフレーズですが、経済状況が悪くなっても、一人ひとりが幸せに生きられるように最大限努力するのが政治なんじゃないの?と。

一人ひとりが幸せになれる社会とは、多様性ある社会だ

そして、その点から考えると、はっきり言って今の政治状況はどれも、「国民は我慢して国家に従え」、「少数派は我慢して多数派に従え」というような、国民一人一人の幸せとは真逆な方向に向かっているようにして、ならないのです。
創作物への表現規制や、ヘイトスピーチに代表されるような人種・民族・性的指向に対する差別偏見の助長など、それこそ自民党や次世代の党なんかは党ぐるみで行ってきていることですし、他の党においても、これらの問題については、きちんと表現規制や差別に反対してくれる議員も居る(例えば菅直人氏とか)


一方で、むしろ表現規制賛成派に回ったり、差別偏見を助長させたりする議員がいたりするわけです。
「自分は過激なエロマンガみたいな創作物は読まないし、普通の日本人だから差別とかどうでもいい」という人も居るでしょう。ですが、例え自分が直接的にかかわりなくても、そういった多様な存在がめぐりめぐって、この社会に豊かさをもたらし、人々を幸せをもたらすのです。
少し前に、『魔法少女まどか☆マギカ』というアニメが流行しました。というか、僕のブログの読者なら、ほとんど誰もが知っていると思います。たくさんの賞をもらい、社会現象にもなり、多くの人をとりこにした作品です。
そのアニメの脚本家だった虚淵玄という人は、このアニメが東京アニメアワードという賞をもらったとき、こんなコメントをしています。

この度の受賞を大変栄誉に思います。潔癖を是とする社会からは汚泥とも映るであろうアダルトゲーム業界ですが、そこで培った感性があってこそ、本作の脚本は成立しました。私を評価して頂いた皆様には、汚泥の養分あってはじめて蓮の花も咲くのだとご理解頂けたものと、喜びを新たにしています。憲法に保障された表現の自由が盤石であると信じるすべての表現者が、憚ることなく創作の翼を広げられる社会の実現を願って止みません。

考えてみたら、今日本の文化に大きな影響を与える百合・BLといったものだって、同性愛が厳しく禁止される社会では決して認められないものでしょう。また、異国の文化を全て否定するならば、私達の食卓は江戸時代に逆戻りです。
自分たちと異なるものであっても、(それが普遍的人権を犯すものでない限り)許容する、そういう社会を作る事こそが、結局、私達全員が幸せになる、一番の近道のなのです。
そしてそういう社会がこの国に作られる可能性があるなら、僕は、まだこの国に希望がもてます。

この国にまだ希望を持つために、僕は選挙に行く

では、どうやってそういう社会を作っていくか。今日は選挙前日なので、特に選挙について書きます。
「どうせ自民党が大勝するなら、自分が一票入れたって何も変わらない」。そう思うかもしれません。しかし、比例区なら、例え自民党の方が得票が多くても、一定の得票数さえあれば、議員を国会に送り出すことが出来ます。
「でも、議員一人送り込んだぐらいで何が変わるの?」とお思いかもしれません。しかし、国会とは国民の代表が集う場であり、例えそれが一人でも、そこに自らの思いを託せられる人がいれば、そこから、自分の思いを国会に届けられるのです。
そして、今回社民党から立候補した石川大我氏は、自分自身がゲイであり、まさに先ほど上げたような多様性の大切さをもっともわかってくれている候補者なのです。
こういう人が一人でも国会にいてくれたら、日本も少しは、先ほどのべたような「多様性を守ってくれる社会」になってくれるのではないか、そんな一縷の希望を胸に、僕は選挙に行き、「社民党」に投票しようと思います。
そして、もしこの記事に少しでも心動かされた、まだ投票に行ってない方がいましたら、「社民党」に一票いれていただければと思います。よろしくお願いいたします。

*1:リフレ政策はまあまあ良いとは思うけど、法人税減税したって、その分消費税を増税するんなら、個人から企業に所得が移動するだけで何の意味もないんじゃないの、「成長戦略」とか言うけれど、国が「この方面に成長していこう」とか先導を切ることが、経済成長に結びつくかといえば大いに疑問で、結局いかに、民間がイノベーションを起こす環境を提供できるかこそが重要なんじゃないのとか、色々思うところはありますが、まあ素人考えです。