あままこのブログ

役に立たないことだけを書く。

写真に対しての自分の「理想」が掴めない

真正面からの仏像
最近、Adobe LightroomでRAW現像をやり始めたのは良いのだけれど、どうもいじりすぎてしまって、レタッチの落とし所が見つからず悩んでいる。

カラフルな町並み
山に突き刺さるドリルカー
まあこういう、いかにも「加工してくれー」と叫んでるような、某ネズミの王国の写真なんかは、彩度・コントラストジャキジャキに上げたり下げたりして、ノイズ除去したるしてもそんなに違和感はないのだけれど、
ヒミコ(船)
昼のガンダム
こういう写真は、下手にいじりすぎるとなんか現実感がなくなって、まるでプラモデル撮ってるようになってしまったりするし、かと言って全くいじらないとなんか雰囲気がぼやっとしてしまう。
下からのモノレール
これなんかも、もっとスナップ写真感あふれる「偶然の一枚」みたいな感じにしたいのだけれど、いざLightroomで現像するとなるとやっぱりいじりたい欲を抑えられなくなってしまい、この有様に。
バラ?
ビートル
こういう、主役がはっきりしている写真は、まあまあうまく撮れている(と自分の中で自己満足できる)のだけれど、
浅草寺への通り
特定の主役とかなくて、風景全体を写真に収めたいとかなると途端に、うまくいかなくなる。しかしこういう写真も取りたいんだよなー。
Lightroomの入門本とか買えば解決するのだろうか。
作品づくりが上達するRAW現像読本

作品づくりが上達するRAW現像読本

あるいは、オールドレンズとか買ってみるとか。
オールドレンズの新しい教科書

オールドレンズの新しい教科書

それとも原点に帰って、もっと構図とかきちんと勉強すべきなのか。
なんかこう、写真趣味って、行き詰った先で「これやったら解決できるんじゃないか」という選択肢が多すぎて困るんだよなー。

写真に対しての自分の「理想」が掴めない

amamako.hateblo.jp
この前の記事でも書いたけれど、写真趣味を持っている人って、それぞれ自分の写真に対して「かくばるべし」という理想がきちっとあると思うんだよな。ただ、自分の場合、なかなかそれが見つからない感があって、HDR写真を見て「カッコイイ」と思う自分もいれば、森山大道とかのスナップ写真を見て「雰囲気あってイイ」と思う自分もあり、どうもふらふらしている。
目の前の風景をありのままに切り取るのが写真なのか、風景の中で特に美しい部分を切り取り、より美しく見せるのが写真なのか……
色々撮影技術とか加工技術とかは学べるけど、それらは「いかに(How)」の部分は教えてくれるけど、「何を(What)」の部分を教えてくれるものはなかなか少ないし、さらに言えば、「何を」を選ぶ根本にある「なぜ(Why)」の部分は、教わるものじゃないっていう正論をぶつけてしまえばそうなんだけど、しかしそれにしたって悩んでしまう。
こういう悩みも写真趣味の一つと言えばそうなんだろうけどね。
一旦、撮って出しに戻ってみるかなー。