あままこのブログ

役に立たないことだけを書く。

Trackback、復活しないものか

自分の記事への言及が追いづらくて仕方ない。

偶然見つけられなければ、自分の記事に言及されてもほぼ気付けない

先日の記事
amamako.hateblo.jp
は、自分の記事への批判に対し応答したものなのだけれど、この批判を見つけたのは、たまたまnoteで検索していたら引っかかったからで、偶然見つけたものに過ぎないんですよね。
で、そこで偶然見つけることができないと、もう幾ら言及されていても、コメントで書き込んでもらったり、Twitterでリプライしてもらわない限り、見つけることできないんですよね。
事実、id:tyoshiki氏とかが
note.com
と批判してきていたのだけれど、気づいたの記事が書かれてから20日程度過ぎた今で、そうなると「もう応答するの面倒くさいなー」となってしまうわけです。

かつてのブログでは、「Trackbackをして相手に言及したことを伝える」ということができた

で、なんでこういう風に自分に対する言及を追えないかって、そりゃあ、Trackbackというものが廃止されたからですよね。
といっても、若い人にはもうTrackbackというものの存在すら知らない人もいるので、Trackbackとは何か簡単に説明すると
「記事を投稿する時に、関連する記事のURLを付けて投稿すると、自動でその関連する記事の下の方に自分が書いた記事へのリンクが表示される」という機能です。
まあ、詳しく知りたい人はWikipediaでも見てください。
ja.wikipedia.org
昔のブログには、こういう機能があったから、例えば僕のブログの記事が○○さんの記事で言及されると、○○さんが僕の記事にTrackbackを送るよう設定していれば、「○○さんが僕の記事に言及したんだな」と分かるし、さらに言えば、記事の下部に、○○さんの記事が表示されるわけです。そうしてブログ記事同士で簡単にリンクが結べたから、論戦も盛んだったし、Trackbackさえ辿れば、起こっている議論の経過を追うことも簡単だったわけです。
逆に言えば、そこで言及していてもTrackbackさえ送られていなければ、「あ、この人は言及してきてるけど別に応答を求めているわけじゃないんだな」ということも分かったんですよね。

今、ブログで議論が盛んでない理由の一つは、Trackbackがなくなったからでは

ところが今は、Trackbackが廃れてしまったから、そもそも「言及されていること」すらわからず論戦も活発化しないし、自動でリンクが貼られないから議論も追いにくい。さらに言えば、自分の記事に言及している記事を見つけても、「この人は応答してほしいのかな?それとも無視してほしいのかな?」ということがわからないわけです。
そうやって、ブログ間で論戦が行われなくなった結果、それこそ各々が好き勝手なことを言い、自分とはまったく正反対の意見を持つ人がいることを無視した、乱暴な記事が量産されてしまうわけです。
そういうインターネットって、僕はとってもつまらないと思うんだがなぁ。
なんとかうまくスパム問題とかを解決して、Trackback、復活できないものですかね?